スシローぺろぺろ事件による株価暴落と多店舗への影響

大手フードチェーン企業はスシローでの醤油を舐め回す動画をはじめとして、同じような迷惑動画が増え続けて、客足が減る傾向にある。スシローでの事件は「スシローぺろぺろ事件」とされ、SNS上で拡散され、一時期には株価が約170億円も飛んでしまった。

この動画が世界中でバズり始めてからというものの、「気持ち悪い」といった不快な気持ちを抱く人が多く、週末になっても客が全くいないといった状態の店舗もある。

ワイドショーやニュースでも大きく取り上げられ、大きな社会ニュースとなっても、それを模倣したような迷惑行為や動画が多数存在します。果たしてこのような問題は解決するのか、どのような影響を与えているのかについて解説します。

影響

株価

今回のスシローのように株価は莫大に暴落します。スシローは海外にも店舗を拡大しており、海外でも少し有名となってしまったことから、影響もより大きいものであったと考えられます。

これの恐ろしいところは、たった一つの動画で株価を操作してしまうことができるということです。例えば、同じような動画を発信し、バズらせることで、その動画が撮られた(今回はスシロー)店、会社の株価はもちろん暴落し、そのタイミングに合わせて空売りといったものを仕掛けることができます。株が高い時に株を買って暴落した時の差が儲けとなる方式です。この様に、一つの動画で儲けることもでき、株の操作も容易く行うことができます。

模倣犯・他店舗

最初の動画に出た人の情報がでまわったり、干されたり、ニュースとして取り上げてられたとしても模倣犯はでてきます。その動画を面白がって真似する人々が出てきます。それにより、他の店舗でも影響が生じ、多くの店舗でも株価暴落や客足の低下などの影響が生じてしまいます。

客足の低下

もちろん客足は低下します。動画や迷惑行為に対して不快に感じる人々は多く、それを理由に店舗に足が伸びなくなっていきます。それが大企業の場合は以前よりは少なくてもある程度の顧客数は保つことができますが、それが小規模な会社や店舗になると経営難にも繋がります。

迷惑行為・動画は減るのか

結論としては、このような迷惑行為は無くなることはありません。それが直接犯罪行為に繋がるものであっても減ることはないでしょう。それは昔にも発生した事件から言えます。

昔にも少年がゲームを無断配信するといった行為でネットで有名な事件となったことがあります。その少年の個人情報は晒され、ネットで干されるといった状態になりました。しかし、それでもその少年のことは数年後、数十年後には忘れられていました。また、その少年と同じ様な犯罪行為が途絶える様なことはありませんでした。

この様な感じで、同じ様な事件が過去にあっても、その事件というのは、時間が経つにつれ忘れ去られていきます。それにより、迷惑行為あが途絶えることはありません。