生活習慣病における高血圧の原因、症状、改善方法とは
高血圧とは
高血圧とは、基準値よりも血圧が高く身体に悪影響を及ぼすものです。
症状
血圧が高くなってくると、めまい、はきけ、頭痛に襲われます。これは症状が軽い場合ですのでまだいいですが、もし自覚症状がなく、そのまま血圧が上がっていった場合、症状が重い脳卒中になってしまいます。
脳卒中
脳卒中とは、「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」など、脳の血管が破れたり、詰まったりすることによって、脳に障害が起きる病気のことで、最悪の場合死んでしまいます。平成24年では脳卒中になった人の96.5%の人が死に至っています。また、このグラフを見てもらえれば分かるのですが、血圧が上がっていくにつれ、脳卒中になる確率はどんどん上がっていってます。脳卒中の発症はコロナウイルスのまん延による増えています。
原因
主に原因となるのは、運動不足やそれによる肥満、食生活の乱れ、アルコールの過剰摂取などです。他にも、暴飲暴食、睡眠不足、ビタミン不足、喫煙、急激な温度変化などがあります。特に、アルコールやたばこ、急激な温度変化には血管を細くする働きなどがあります。
改善方法
例えば、適度な運動、栄養バランスのとれた食事、良質な睡眠などから始めるとよいでしょう。これらには血行をよくする働きがあり、血圧を下げる効果があります。また、腹式呼吸、又は深呼吸を行ったり、急激な温度変化を避けるために、家の中の温度調節などを心がけるといいです。また、最近では血栓回収術といった新たな改善方法が開発されました。この方法は血栓の中にある血の塊をを手術によって取り出すものです。しかし条件があり、時間的に制限があり、原則、発症してから8時間以内が適応とされています。
サムネ画像出典:https://kaigo.homes.co.jp/manual/healthcare/sick/Cerebrovascular/nosho/