難民問題とは 難民の割合とその原因
現在、世界中に難民が存在し、多くの人々が苦しい生活を強いられています。今回はそこで、難民の現状や問題点、割合について解説していきます。
難民とは
難民とは迫害を理由に他国へと逃げた人々のことを指します。迫害の理由は様々で、宗教、人種、国籍などといった理由があります。また、戦争や紛争によって自国で生活していくの厳しいと判断し、逃げた人々のことも指します。
難民の割合
UNHCRの調査では2019年末時点で約7950万人が難民であることが分かっています。また、この7950万という数は全人類の約1%であり、かなりの人々の生活が苦しいことが分かります。
難民の問題点
難民の受け入れ
難民の問題として難民の受け入れがあります。難民を多く自国に入国させてしまうと、文化的衝突や難民の最低限の生活維持のための費用が莫大にかかり、デメリットが多く、難民を受け入れる国が少ないという点です。難民として受け入れてくれる国はあまり多くなく、難民が不正入国するケースも少なくありません。
生活維持の難しさ
難民として他国へ逃げるということは、安全であることを指しますが、それとは別に、宗教や文化、言語が異なるところで生活するということです。生活する環境が少し変わるだけでも、職を見つけたり、安定した生活を得るには長い時間がかかり、メンタルヘルスにも影響を及ぼします。
サムネ画像出典:AAR Japan 難民についてーほんとうに他人事なのでしょうかー https://aarjapan.gr.jp/about-refugees/