環境保全のために私たちができる活動と取り組み
個人であるからこそできる活動と取り組み
企業ではない私たち個人であるからこそ、環境保全に取り組めることがたくさんあります。個人個人の行動が環境保全の第一歩へと繋がり、未来への投資にもつながります。
環境保全ってなに?
現在、世界のいたるところで環境破壊が行われており国際的問題となっています。なかでもSDGsとよばれる17のゴールをもとに作られた目標はUNICEFなどでも用いられ、環境破壊の抑止や対策へとつなげようという働きがあります。
環境保全とは『経済活動の影響で、環境保全上の支障となる原因になりそうな環境負荷を低減させる取り組み』と定義されています。つまり環境破壊や暮らしをよりよくするためにも環境保全は必須となってくるのです。
環境破壊についてはこちらから
個人でできる環境保全
個人でできる環境保全にはWWF(世界100国以上で活動している環境保全団体)では以下のようなものを上げています。
地球温暖化に関連した取り組み
- 照明をLEDに替える
- 古い家電製品は省エネ型に買い替える
- 再生可能エネルギーを多く供給している電力会社に切り替える
- 国会や地元の議員、選挙の候補者に、SNSで温暖化政策を尋ねてみる
- 選挙で温暖化対策を公約に掲げている候補に投票する
- 窓を二重窓や断熱サッシにリフォームする
- 太陽光発電や太陽熱温水器を導入する
- 牛肉や乳製品の無駄のない消費を心がける
- 地域の自治体に「2050年CO2排出ゼロ宣言」の宣言予定や具体的な対策を聞く
- 温暖化防止に熱心な企業の製品を選ぶ
- ESG投資を行う銀行に預金する
自然保護に関連した取り組み
- 海や森の環境に配慮した製品を選んで買う
- 製品の原料がどこから来たか、お店や企業に聞く
- 開発計画に対して、市民の立場からコメントを出す
- FSC認証のエコラベルのついた製品を選ぶ
- MSC認証やASC認証のエコラベルのついた水産物を選ぶ
- RSPO認証のエコラベルのついた食品やせっけんを選ぶ
- プラスチックゴミを出さないように気を付ける
生物の保護に関連した取り組み
- 珍しい動物の製品を、海外からのお土産にしない
- エキゾチックペットなど、珍しい野生動物をペットにしない
- 外来種になるかも?!ペットを捨てない
- ワシントン条約で取引が禁止されている生きものや象牙などの製品をオークションサイトやネット通販で見つけたときはサービス運営元へ通報する
- 地域の絶滅しそうな動植物の保護を市や県に訴える
- 野山に餌になる生ゴミなどを捨てない
資源の持続可能に関連した取り組み
- 家でも外でも、食べ残しをしない工夫をする
- 環境だけでなく人権にも配慮した製品・サービスを選ぶ
- 買い物の際には、本当に必要なものなのか、考えてみる
- 3R(Reduce, Reuse, Recycle)を心がる
- 有機野菜や無農薬野菜を選んで食べる
- 地産地消を心がける
- 過剰包装の製品は避ける
- サステナブル・コットンを使った洋服を選ぶ
- 持続可能な原料の調達を表明している企業の製品を選ぶ
- お店の「お客様の声」で、環境に配慮した製品をリクエストする
- コンポストの利用など、ゴミを出さない生活を心がける
大切なのは意識
普段使っているモノやエネルギーが、どこから、どのようにしてやってきたのか。
これは、なかなか分かりません。
ですが、その製品のルーツを知ろうとすること、そして、消費者として自ら「選ぶ」意思を明らかにすることは、地球の環境を守る上で、非常に重要なことです。
このようにWWFでは記載されており、一つ一つの行動にどのような意味を持つか考えることで意義や意味を成してきます。
画像出典:https://gooddo.jp/magazine/land_biodiversity/environmental_protection/7938/