手話は今後必要? 今後の未来での手話の需要性
手話
手話とは主に、手を使って対話をとるもので、聴覚に障害のある人がコミュニケーションをとったり、会話の内容を理解するために必要とします。聴覚障害の定義とは以下の通りとなっています。
音をきく、または感じる経路になんらかの障害があり、話し言葉や周囲の音がきこえなくなったり、ききづらくなる状態を「聴覚障害」といいます。聴覚障害のある学生は、話し言葉のきき取りに困難を示すことが多いため、大学生活においては授業中に先生の話がわからないなどの問題が生じます。
https://www.jasso.go.jp/gakusei/tokubetsu_shien/shogai_infomation/shien_guide/choukaku_shougai.html#:~:text=3.-,%E8%81%B4%E8%A6%9A%E9%9A%9C%E5%AE%B3%EF%BC%881%EF%BC%89%E8%81%B4%E8%A6%9A%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%A8%E3%81%AF,%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%98%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
問題点
手話を覚えるのには時間がかかること、手話を使えるものでしかコミュニケーションが取れないのが問題とされています。一般の人とも対話することができ、なおかつ手話などといった知識がなくてもコミュニケーションが取れる方法を求めているものも多く、実際にある学校で行った調査では「手話を普及させるか、補聴器のような機械の研究を進めそれを普及させるか、あなたはどちらのほうがいいと考えますか?(略)」という質問に対しても、後者に投票した人がより多かったことから、手話に対して未来性をもつ者は少なく、アプリなどを使ってコミュニケーションをとれるほうが便利ではないかという意見が多かった。
アプリ『ことえら』
ことえらとは内閣府が推奨している聴覚障碍者のためのアプリです。
障害の種別 | 聴覚障害 |
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場面の種別 | – |
組織 | 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT), 株式会社フィート(FEAT), 株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社, ソフトバンク株式会社, 東日本電信電話株式会社, 西日本電信電話株式会社 |
時期 | 平成27年2月 |
概要 | 聴覚障害者等と健聴者との間で、文字と音声を互いに変換することで円滑なコミュニケーションを行えるよう支援するアプリ。無償で提供されており、iOSとAndroidに対応している。 |
上記の画像のように、音声、記入、タッチ、マップなどを使った様々な方法で相手と対話することができ、より多くの人と円滑に対話を行うことができるといえます。
サムネ画像出典:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQLbwTppyVs9PBdoDaaFxjf43_ZckOFyv3evw&usqp=CAU