新型コロナウイルス感染拡大により温室効果ガス排出量が減少
今年の温室効果ガス量と以前との比較
2020年度に日本国内で排出された温室効果ガスの量は二酸化炭素に換算して11億5000万トンであったと環境省により発表されました。前年度の発表と比べて6200万トン減少しおり、約5.1%下回ったことが分かりました。温室効果ガスの減少は7年連続で行われ、今回の温室効果ガス量は算定し始めてから最も少ない量となりました。
減少した原因
再生可能エネルギー
太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスといった再生可能エネルギー(※)は、温室効果ガスを排出せず、国内で生産できることから、エネルギー安全保障にも寄与できる有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源です。
と経済産業省より発表されています。引用文献↓
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/outline/
この再生可能エネルギーにより温室効果ガスは排出されません。それにより年々温室効果ガスは減少しました。しかしこれによる影響は管理少なく主な原因は次のものとなります。
新型コロナウイルスの影響
新型コロナウイルスのまん延により日本の経済活動は依然と比べてかなり停滞しました。様々な分野において活動が減少したため、温室効果ガスも減少したものとみられています。環境省の試算によると感染拡大の影響によって8300万トン、前の年度の6.8%分が削減されたということになります。
政府は、2030年度までに2013年度と比べて46%の排出削減を目標に掲げており、現在のペースが続けば2030年度には45%前後の削減が見込まれます。
サムネ画像出典:https://web.quizknock.com/greenhouse-gas