こどもの視力低下の増加 原因と対応
近年ではこどもの視力の低下する子が増加しています。その原因や対応について解説していきます。
視力低下
原因
視力低下の主な原因は生活習慣からなります。もちろん遺伝的なものもありますが、ゲーム・テレビ・スマホの見過ぎは目のピントを合わせる機会が減り、視力低下の原因となります。視力を保つには目の筋肉を使ったり、ピントを合わせが必要です。画面を見る時間が長くなってしまうと、目のピントが固定されるため、身の筋肉なども硬直しやすくなってしまいます。
対応・対策
眼鏡による視力矯正
眼鏡の着用によって視力を矯正するものがあります。他の方法と比べて比較的に簡単に行うことができますが、冬場などではマスクのせいで眼鏡が曇ったりします。また、眼鏡を付けなれていない人は鼻の付け根に痛みを感じる人もいます。
コンタクトによる矯正
角膜に薄い膜上のものを付けることでピントを合わせてくれるもので、眼鏡のようにずれたりすることはなく、邪魔になりません。ただ、慣れるまで少し時間がかかり、初めの方ではコンタクトレンズを付けるときに痛みが生じる場合もあります。
オルソケラトロジー
オルソケラトロジーとは夜寝ている間に着ける特殊なコンタクトレンズで着用することで角膜の表面を平面化し、光の屈折率を正視に近づけていきます。視力の回復や低下の抑止が実証されています。視力の安定に時間がかかったり、使用するのに少し決まりがあったりするなど、少し面倒な部分が多いです。
ICL
ICLは永遠のコンタクトレンズとも呼ばれており、手術によって目の中の虹彩の裏側にレンズを挿入することで近視や乱視を矯正するものです。ただリバウンドの可能性が滝といわれており、費用も高いためあまり利用されていない方法です。
レーシック
レーシックはレーザー手術で近視や乱視を矯正するものです。問題点としては角膜を戻すことができなくなることや、近視に戻る可能性もあるということです。