世界の人口増加率とは 原因・問題・対策
これからの人口
上記のグラフを見るに、2100年人口100億人を超えることが予想されています。特にサブサハラアフリカの人口が劇的に増加するなか、中近東・東アジア・東南アジア・中南米・欧州・北米での人口は比較的変化しないことが分かります。
また、日本の人口は減少していくと予想されています。その理由として少子高齢化があります。今のZ世代が大人になるころには人口が1億人を下回っていると予想されています。
世界人口の大半が60~70台となるという予想も立てられています。
人口増加による問題点
食料
世界人口が100億人を超えるころには食料の供給が足りておらず、現在の農業面積を30%増加する必要があるといわれています。
現在、人間が使用している水の量の90%と世界の植生がある土地のほぼ半分を農業に使用していますが、世界の8億人ほどの人々がいまだ貧困と飢餓によって苦しんでいます。
資源
未来では人口増加により資源不足に苦しむと予想されています。エネルギーや燃料などが人口に見合った供給が不可能となりつつあります。
日本政府の対応
人口爆発に対する日本政府の対応として以下のようなものが厚生労働省により記載されています。
具体的には、人口急減・超高齢化に対し政府一体となって取り組み、各地域がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生できるように策定された「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」と「まち・ひと・しごと創生総合戦略」、総合的かつ長期的な少子化に対処するための指針として策定された「少子化社会対策大綱」、社会保障と税の一体改革において、2012(平成24)年8月に成立した子ども・子育て3法(子ども・子育て支援法、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律)による「子ども・子育て支援新制度」について取り上げる。次に、厚生労働省の動きとして、人口減少克服、地方創生への対応に関する基本的な考え方を取りまとめた「厚生労働省まち・ひと・しごと創生サポートプラン」について述べる。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/15/dl/1-02.pdf
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